政府は5日、内戦が終結したスーダン南部で近く展開される国連平和維持
活動(PKO)について、外務省職員などの文民をPKO司令部要員として
派遣する方針を固めた。検討していた陸上自衛隊施設部隊の派遣は見送る
ことにした。
政府はスーダンへの支援策を探るため、3月に内閣府や外務省の担当者に
よる調査団を現地に派遣した。その結果、内戦が激しかった南部では、道路
の寸断だけでなく、給水、発電施設なども大半が破壊されていることが分か
った。西部ダルフール地方で続く民族紛争で南部に混乱が波及する恐れも
あり、「部隊の安全確保が難しく、物資補給も容易でない」(防衛庁幹部)との
見方が強まった。
引用:
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050406i303.htm