改正道路交通法の施行に伴って来年度から駐車違反取り締まりの民間委託が可能になるのを受け、
警視庁は五日、東京都千代田区の千代田公会堂で、参入希望の民間業者向けの説明会を開いた。
午前中には当初予定より三十社近く上回る約二百十社が参加。説明会は午後も開かれ、約二百八十社が出席を希望。参加業者は計約五百社に上る見通し。
午前十時に始まった説明会では、警視庁都市交通対策課の担当者が、違法駐車取り締まりの委託業務の内容や秋に予定している入札までのスケジュールなどを説明。初年度は、まず十二区四十三署管内で民間に委託する方針も示された。
参加した警備会社の男性は「民間委託でどういうメリットを受けるのか、関心があって来た」と話した。
ビル管理会社の男性も「委託を受けることができれば、社会に貢献する企業としてイメージアップにつながる」と話し、熱心に説明に耳を傾けた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050405/eve_____sya_____003.shtml