北陸電力によると、石川県羽咋市福水町で1日夜、地滑りが起き、同社の鉄塔1基が倒壊、送電線が国道415号
をまたいで地面や付近の樹木に垂れ下がった。前後5基の鉄塔で電線を支えるアームが破損。国道は、地面に
垂れた送電線の撤去作業などが終わった2日午後4時まで、通行止めになった。鉄塔の復旧に数カ月以上かかる
という。
発電量に見合う送り先がなくなったため、志賀町にある志賀原発1号機(沸騰水型、出力54万キロワット)は1日
深夜、原子炉を手動停止した。送電ルートが確保できない限り再開できず、運転停止は長期化する見通し。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/04/03/06.html