米AirCellは、航空機内で携帯電話や高速インターネットの利用を可能にするため、独自に開発が進められてきたシステム「AirCell Broadband System」のデモ公開を開始するとの発表を行った。
今年7月より、実際に機内でAirCell Broadband Systemを体験利用できるサービスを開始して、来年中の実用化が目指されることになる。
AirCell Broadband Systemは、同社が米国内の各地に設置した専用アンテナと航空機をワイヤレスで結んで、ブロードバンド通信回線を確保することで実現するとしており、航空機の運航妨害が懸念される電波干渉などの問題が生じないように十分な配慮が払われているようだ。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/03/31/008.html