淫行で懲戒、４年で２２人　指針改正で処分厳しく

　１８歳未満に現金を渡すなどして淫行（いんこう）をさせ、懲戒処分を受けた国家公務員が
２０００年からの４年間に２２人いたことが３１日、人事院のまとめで分かった。職場のパソコンを
ウイルスに感染させるなどして処分されたケースも５件あった。
　人事院は同日、懲戒処分の指針改正を各省庁に通知。淫行は法改正による児童買春の
厳罰化も踏まえ、標準的な処分を「停職か減給」から「免職か停職」に重くしたほか、パソコンの
不適正利用も新たに減給か戒告の処分対象例に追加した。
　パソコンの不適正利用は、職場への導入が進み、コンピューターウイルス感染などの危険が
あるためで、過去の処分例には容量の大きい画像データをダウンロードして回線速度を遅くさ
せたなどというものもあった。

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2kana

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