【ジャカルタ=黒瀬悦成】インドネシア・スマトラ島沖のインド洋で28日発生した地震で、
最大の被災地となったニアス島では30日、飛行場や道路の倒壊により、国連や民間団体による救助活動が難航している。
発生から2日たっても被害の全容は把握できない状態で、国連の援助関係者は「けが人の数は不明だが、現地からは大量の医療物資やテントの要請がある」と述べた。
AP通信によると、29日には、同島最大の町グヌンシトリの中心部で少なくとも2件の火災が相次いで発生、住民約1000人が空き地に避難した。
同夜は余震を恐れ、多くの住民が野宿したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000108-yom-int