昨年冬のボーナスの平均は43万278円で、前年に比べ2.7%増え、8年ぶりに増加に
転じたことが、厚生労働省が30日発表した毎月勤労統計調査でわかった。同省は景気回復が
ボーナスに反映されたとみている。
調査対象は、正社員や契約社員、パートなどの従業員が5人以上いて、ボーナスを支給した
全事業所。
業種別でみると、鉱業(42万9255円、前年比19.6%増)、建設業(34万9254円、
同10.7%増)、不動産業(52万5932円、同9.8%増)で大幅に伸びた。減少したのは、
パートの雇用が増えている卸売り・小売業(27万6890円、同5.3%減)と、中高年のリス
トラが進んで平均賃金が低下傾向にある金融・保険業(66万7975円、同4.1%減)の2業
種だった。
http://www.asahi.com/life/update/0330/004.html