2月の完全失業率4・7%( 男5・0%女4・2%)
総務省が29日発表した2月の完全失業率(季節調整値)は、前月から0・2ポイント上昇の4・7%と、
昨年7月以来7カ月ぶりに悪化した。完全失業者数は、前年同月比22万人減の308万人と21カ月
連続減だった。ただ、前月に比べ減少幅(27万人)は縮小した。
一方、厚生労働省が同日発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は0・91倍で、前月と同水準を
維持した。
求職理由別に完全失業者をみると、リストラ、倒産など「勤め先都合」は前年同月比25万人減少。
一方、自己都合が一万人増加、その他の理由も増え、転職希望者や、いったん仕事をあきらめた
人が求職活動を再開したケースなどの増加をうかがわせた。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/050329/kei042.htm