鹿児島市で昨年10月、別居中の妻=当時(31)=を刺殺したとして、殺人罪などで
公判中の高木健一被告(38)が刺殺事件前にインターネット上で妻を脅迫する共犯者を
募集し、応募した女に脅迫行為をさせていたことが15日、分かった。
鹿児島地検などの調べでは、高木被告は昨年8月上旬、別居中で離婚の調停を申し立てた
妻に嫌がらせをしようと計画。自分が実行すると犯行が分かると考え、インターネット上の
仕事をあっせんするホームページで脅迫行為の実行者を募集した。
応募してきた同県西之表市、無職福留理恵被告(21)=脅迫罪で起訴=に8月末から10月に
かけて妻や妻の親族宅に「あんたは確実に死ぬ」などと脅迫電話を数十回かけさせた。
報酬として福留被告に計7万5000円を支払ったという。
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=15kyodo2005031501005578&cat=38