海自いじめ:政府答弁書と海自の調査報告書が食い違い
海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)の護衛艦「たちかぜ」内での隊員いじめ事件で、
小泉純一郎首相名で8日出された政府答弁書が、海自横須賀地方総監部の調査報告書と一部
異なることが分かった。
報告書では上司2人がいじめを知っていたとされたが、照屋寛徳議員(社民)の質問主意書に
対する答弁書では「掌握していなかった」と食い違っている。
1月の調査報告書によると、暴行罪などに問われた同艦の元2曹(34)=執行猶予付き
懲役刑確定、懲戒免職=が昨夏、自殺した隊員(当時21歳)ら後輩6人を半ば強制し、
艦内CIC(戦闘指揮中枢)でガス銃で撃ち合う「サバイバルゲーム」をしていた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050309k0000m040118000c.html