父親を殺害した 統合失調症の無職男性 に 無罪判決

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1番組の途中ですが名無しです
父殺害の被告に無罪 犯行時、心神喪失と認定  地裁判決 /長崎

父親を包丁で刺して殺害したとして殺人罪に問われた県内の無職の男性被告(37)
の判決公判が26日、長崎地裁であった。
山本恵三裁判長は「犯行時、統合失調症の再発時にあり、心神喪失状態だった」
として無罪(求刑懲役4年)を言い渡した。

判決によると、男性は父親に病人扱いされることに不満を抱き、
01年7月、父親から「早う病院に行ってこい」などと繰り返し言われたことに激高、
包丁で父親の胸などを刺して殺した。

山本裁判長は被告の責任能力について医師2人の精神鑑定などから
「衝動性、妄想にほとんど支配され、正常な領域はほとんどない状態」と判断。
捜査段階の供述調書について「精神医学の知識に乏しい警察官、
検察官に一部の供述が意味不明なものとして切り捨てられた」とした。

長崎地検は「判決文を検討し、上級庁とも協議の上、控訴するか検討したい」としている。

http://www.seirokyo.com/archive/news/top.html