「ゆとり教育は失敗」 理数系学会が提言

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1番組の途中ですが名無しです
「学力低下対策で理数科目の授業を減らす先進国は日本だけ」。
日本数学会、日本化学会など理数系学会が連名で27日、
中央教育審議会(鳥居泰彦会長)にあてて、総合的学習などに代えられた
理数科目の授業時間復活を求める提言を提出した。
日本数学会の浪川幸彦名古屋大教授は記者会見で
「生きる力を育てる趣旨は結構だが、系統だったカリキュラムを破壊した今のゆとり教育は、
逆に子どもたちの考える力を落とした明らかな政策の失敗だ」と話した。

理数系の13団体で作る理数系学会教育問題連絡会が同日、発表した。
同連絡会によると、中学3年生の平均授業時間に占める理科、数学の割合は
アメリカで30%、イギリス28%、フランス27%に対し、日本は23%で、さらに減らそうとしている。
提言は現職教員へのサポートや、理数系学部出身者の小学校教員への登用なども求めている。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200412280213.html