最近の研究で、XY染色体とXX染色体のどちらを有しているかとか、
性器の解剖学的な状態とか、ホルモンの状態とかで単純に性別は決まるものではなく、
より多くの遺伝子が性の決定に関与していることが明らかとなっています。
特に、性の決定には脳で発現している遺伝子と関連があることが分かってきています。
たとえばUCLAのEric Vilainは受精後すぐに、
オスとメスでは脳の54種類の遺伝子発現に差が認められることを突き止めています。
また、「性に関わる最も重要な生殖器官は脳である」と主張する研究者もいます。
http://www.biotoday.com/view.php?n=6356