【被害額は最悪112兆円】_| ̄|○【東京直下の大地震、】
東京直下でマグニチュード(M)7級の大地震が起きた場合、経済被害は最悪の場合、国家予算を上回る112兆円に達する恐れがあること
が25日、政府の中央防災会議「首都直下地震対策専門委員会」が公表した報告書で明らかになった。
経済的に最大の被害が出るのは、東京湾を震源として想定した「東京湾北部地震」が冬の午後6時に風速15メートルの状況下で発生した場合。
112兆円の内訳は、建物が壊れたり、水道や電気、ガスなどのライフラインが破損するといった「直接被害」が67兆円。うち建築物の損壊
分が51・4兆円を占めた。
交通寸断による流通の停滞や、東京に集中する本社機能の喪失などで経済活動が滞ることによる「間接被害」は、地震発生から1年間で45兆円。
うち都内分が13・2兆円で、東京都以外への国内波及は25・8兆円。海外経済にも6000億円程度の被害が出ると推定した。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050225it06.htm