巨人の主催試合が、テレビ朝日で初めて放送されることが17日、内定した。
今年から導入されるセパ交流戦で、5月21日に東京ドームで行われる巨人−日本ハム戦の1試合。
巨人はこれまで主催試合の中継を系列の日本テレビにほぼ独占させてきた。
ここ数年はNHKとも契約しているが、日テレ以外の民放地上波での放送は極めて異例になる。
今季は交流戦という新規の試合が組み込まれたこともあり、
民放各局は巨人のビジターゲームを中心に放送権獲得へ意欲的に取り組んできた。
テレ朝も既に巨人戦のビジターゲームの放送権を数試合獲得するなど、
プロ野球中継の編成拡大に意欲的だった。
昨年の巨人戦の年間平均視聴率は12・2%と過去最低で、プロ野球人気の低下が懸念された。
しかし球界再編の反動から実現した交流戦という新規の中継ソフトだけに、
巨人側もテレビ局側も視聴率回復への期待が大きいとみられる。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050218-0010.html