【宇都宮東署】強盗2件で誤認逮捕、起訴
宇都宮東署が昨年8月に暴行容疑で逮捕、その後2件の強盗容疑で再逮捕し、
宇都宮地検が起訴した男性被告(53)=宇都宮市=について、強盗事件は
いずれも誤認逮捕、誤認起訴だったことが18日、分かった。
1月に別の事件で同署に逮捕された組立工棟方俊郎容疑者(56)=同=が、
この2件の強盗事件を自供。足跡が一致したことや、犯行時に使ったとみられる
包丁や目出し帽も見つかったため、強盗容疑で書類送検した。
地検は18日、起訴する方針。
被告は、公判で暴行と強盗2件の起訴事実を認め、懲役7年を求刑されたが、
昨年12月の判決公判で強盗2件の無罪を主張し、判決が延期された。
地検は今後、強盗について無罪判決を求める異例の論告やり直しをするとみられる。
宇都宮東署の小林修副署長は「現時点では詳しい内容の説明やコメントはできない」
としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050218-00000091-kyodo-soci