ジーコ監督は今回も「FW鈴木」を選んだ。日本代表がドイツW杯を目指すアジア最終予選が9日、開幕。
注目の北朝鮮戦のスタメンは、「先発はシリア戦と変化なし」とこれまでの主張を公式会見で断言したジーコ監督。
が、11人の先発枠で真っ先に埋めたのが、FW鈴木隆行だった。
鈴木は選ばれて当然といったごとく能面のような表情で「頑張るだけです」とひとこと。
ただ、多くの関係者にとって「どうして鈴木を先発で選ぶのか?」という声が続出しているのだ。
ジーコジャパンの異論反論部門のベスト1といえるだろう。
「選手の起用はもちろんジーコに一任だけど、シュートを打つときゴールマウスをしっかり見ていない。
ハッキリ言って、下手だよね」とバッサリ切り捨てる協会幹部は数多い。
しかし、「それは絶対に違う」と声を震わせながら鈴木を擁護するのが、ほかならぬジーコ監督だった。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2005_02/s2005020903.html