ニューヨーク地元紙『ニューズ・デイ』は8日(日本時間9日)、レンジャーズのオーナー
であったジョージ・ブッシュ大統領は、ホセ・カンセコ氏がレンジャーズの選手たちに
筋肉増強剤の使用を勧めていたことを知らなかったと発表したと伝えた。
同記事によると、カンセコは自伝の中で、レンジャーズに在籍した92年にイバン・ロドリゲス
選手ら一部の同僚にステロイド使用を紹介したとし、「大統領は選手のステロイド使用を
知っていたはずだ」と記していた。
この件に関してホワイトハウスの報道官は、「仮に選手のステロイド使用が事実だとしても、
当時の大統領は気付いてはいなかった。今ではステロイドがスポーツ界全体の問題に
なっていることは認識している」と反論。
カンセコによる暴露本は、発売前からホワイトハウスをも巻き込む大問題に発展している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000016-spnavi-spo