◇膨大な遺伝子発現データを検索可能にするソフトウェア
『マイクロアレイ』という技術のおかげで、科学者は遺伝子の活動を読み取ることができる。
これを使えば遺伝子の情報が実際に発現しているかどうか、それが良い遺伝子か悪い遺伝子か
が明らかになる。しかしマイクロアレイが生み出す山のような情報は、人目につかない
データベースに退蔵されていることも多い。
しかし、この大量の文字や数字の山を科学的発見につなげようと、ソフトウェア技術者が
ついに生物学者と手を組んだ。
例を挙げよう。
http://www.salk.edu/ ソーク研究所の科学者と、ある国際的なコンソーシアムの
研究者たちからなるチームは、各種の脊髄損傷を受けた人について、損傷後の遺伝子の働きの
変化を予測できるようにしたいと考えていた。そこで研究チームは、ラットにさまざまな脊髄損傷を負わせ、
その後のいくつかの時点での遺伝子の反応を記録した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050207-00000006-wir-sci