信号や標識などを取り去った道路が英国ロンドンに出現する。6日付けの
英『タイムズ』紙が報じたもので、ハイドパークに通じるエギジビション・ロード
(Exhibition Road)からは信号や標識のほか、横断歩道、車道と歩道の区別
なども取り払われる予定だ。
これは、信号や標識などが無ければ、ドライバーも歩行者も互いに注意を払う
ようになり、双方の安全意識はよりいっそう高まるとの考えに基づいている。
すでにオランダではいくつかの都市で実施されているものだ。
信号や標識のない道路は、共有空間(Shared Space)と呼ばれ、最高速度は
20マイル/h(32km/h)に制限される。エギジビション・ロードでの実験がうまく
いけば、ロンドンの他の地区の道路でも、実施される計画という。
http://response.jp/issue/2005/0107/article66871_1.html