奈良市の小一女児(7)誘拐殺人事件を受けて、奈良県教委が公開を始めた
ホームページ(HP)の不審者情報のうち三件が公開初日に削除されていたことが十一日わかった。
県教委に報告した町教委が「HPで公開されることを想定していなかった」などと掲載を拒否。
情報を迅速に共有化することを狙ったHPが早くもつまずいた形だ。
省略
今月三日、各教委から報告された不審者の特徴や服装など七件を公開したが、
王寺町教委は同日午後、一、二両日に起きた女児への声かけ二件について
「模倣犯や愉快犯が出ると困る」と削除を要請。榛原町教委も十一月二十六日の男児への
声かけについて「警察に任せてあり、情報も少ない」と掲載中止を求めた。
榛原町教委は「近隣の町村と情報を共有する程度だと思っていた。
HPで公開され、全国の人の目に触れるとは考えていなかった。
県教委も説明不足だが、我々の認識も甘いと言われれば、甘かったかも知れない」
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ttp://osaka.yomiuri.co.jp/news/20041211p202.htm