兵庫県明石市で勤務先のラーメン店長を殺害し売上金などを奪ったとして、
強盗殺人などの罪に問われた同県加古川市の少年(19)の公判が8日、
神戸地裁姫路支部(伊東武是裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。
検察側は論告で「遊興費を得る目的で店長を殺害するという他に類を見ない非道な犯行。
成人の犯罪と遜色(そんしょく)ない」と指摘した。
起訴状によると、少年は2月13日、勤務していた明石市のラーメン店で、
店長の竹元理さん=当時(26)=の首などを牛刀で切りつけ殺害、
金庫から現金約100万円を奪うなどした。
少年は逮捕後、神戸家裁姫路支部に送致され、同支部は「残忍な犯行で、
刑事処分以外の措置が適当とは認められない」として検察官送致(逆送)を決定。
神戸地検姫路支部が起訴した。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/041208/sha070.htm