ソウルで開催 「北朝鮮大虐殺展」
北朝鮮の人権問題を写真や脱北者の所有物などを通じて訴える展示会が、韓国・ソウルで開かれた。
「北朝鮮大虐殺展」と銘打たれた展示会には、
北朝鮮の人々の悲惨な生活や、脱北者の生活を示すさまざまな資料が展示されている。
開会式には、韓国ハンナラ党の朴槿恵(パク・クネ)議員のほか、元朝鮮労働党の黄長ヨプ書記も出席した。
会場では、秘密裏に韓国と連絡するため、中朝国境を往来する人のシャツに書かれた手紙が初めて公開されたほか、
北朝鮮の1日分の食料にあたるトウモロコシ40粒が展示され、訪れた人は大きな衝撃を受けていた。
また、会場には2年前の瀋陽日本領事館駆け込み事件の資料も展示され、4歳になったハンミちゃんも元気な姿を見せた。
ハンミちゃんの母親は「ハンミにも昔の北朝鮮での生活や中国での生活をたくさん教えたい」と話した。
今後は、日本やアメリカでも開催し、北朝鮮の人権問題を広く訴えたいとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20041110/20041110-00000321-fnn-int.html