王者・任天堂が本気でキバをむいてきたことで、ソニーピンチに
http://www.yukan-fuji.com/archives/2004/10/post_631.html 任天堂の“本気度”を感じ取ったゲーム業界人は少なくない。
複数の業界人は「任天堂は、プレイステーション(PS)2発売時に起きた
“マスコミジャック”の二の舞を避けたいと考えている。
従来の任天堂は、商品力で正面からぶつかって勝つという王道を好んでいたが、今回は情報戦まで仕掛けている。
つまり、かなり“やる気”だということです」と話す。
2000年3月に発売されたPS2は、「DVDも見られるゲーム機」として話題を呼び、
宣伝費を1円も使わずに100億円のパブリシティー効果をあげたと言われる。
PSPで同じことをされたら、任天堂もたまったものではない。
携帯ゲーム機の王者・任天堂が本気でキバをむいてきたことで、SCEも安閑とはしていられなくなった。
実際、同社内にはPSを引っさげてゲーム業界に初参入した94年当時と同様の緊張感が漂っている。
今年のゲーム年末商戦は、近年まれに見る激しい戦いとなりそうだ。