【河川法違反】「市民のため」堤防に桜138本植えた暴力団幹部逮捕
福岡県中間市の遠賀川の堤防に無許可で桜の苗木を植えたとして、
折尾署は19日、河川法違反の疑いで同市桜台の指定暴力団工藤会系組幹部の男(62)を逮捕した。
男は「市民のためにやった」と供述。「若い者2人とやったが、名前は言えない」とも話している。
県警は指示した人物がいるとみて、背後関係を捜査する。
調べでは、男は氏名不詳者と共謀、河川管理者の許可を受けないで2002年2月、遠賀川の堤防で
約560メートルにわたり桜の苗木92本を、さらに今年2月にも同じ場所で苗木46本を植えた疑い。
苗木は約1−2メートルの高さ。国土交通省は現場付近に桜を植えるのは違法で、
植えた人は名乗り出るよう求める看板を立てた上、今年7月、代執行で苗木を撤去した。
河川を管理する同省は「治水上、桜を植えるのは危険で、申請があっても許可はされない」としている。
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2004_10/t2004102008.html