国土交通省は18日、大阪国際(伊丹)空港の環境対策費を利用者負担とする
方向で検討することを明らかにした。
旅客1人あたり500円を軸に、年内に詳細を詰め、早ければ来春から導入する方針だ。
伊丹の騒音解消のために関西国際空港を建設した経緯もあり、国交省は伊丹を選ぶ
旅客に騒音対策費の負担を求める方が、費用負担の透明性が高まるとしているが、
利用者の反発も予想される。
関空で国際線を利用する際に支払う空港施設使用料のように、運賃とは別に利用者が
負担する方法を検討している。伊丹の年間環境対策費(78億円)を年間旅客数
(約1800万人)で割った500円弱をベースに検討する。
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041019ib02.htm