プロセッサーやOSを選ばないユニバーサル・エミュレーター、ついに登場か
シリコンバレーの新興企業が、
ソフトウェア業界で最も実現が難しいとされる目標の1つを達成したと主張している。
それは、1つのプラットフォーム用に開発されたソフトウェアを他のあらゆるプラットフォームで実行でき、
パフォーマンスもほとんど低下しない、ほぼ汎用のエミュレーターだ。
トランジティブ社は、報道関係者とアナリスト向けに行なったデモで、
グラフィックスの要求が厳しいゲーム――リナックス版の『Quake 3』――を
米アップルコンピュータ社の『PowerBook』(パワーブック)で動かして見せた。
トランジティブ社は「エミュレーター」という言葉を極力避けようとしており、
代わりにこの技術を「ハードウェアの仮想化」と呼んでいる。
「私たちはその言葉を避けるように務めている。
エミュレーターといえば非常に遅いものというイメージがあるからだ」と、ウィーダーホールドCEOは述べた。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040914301.html