【ロシア人質事件】学校占拠の武装集団、「アッラー、アクバル」と叫び自爆
学校占拠事件で、最後まで学校に立てこもった武装集団メンバーたちは「アッラー、アクバル
(神は偉大なり)」とアラビア語で叫んだ後、全員自爆したことが、住民の証言でわかった。
外国のイスラム過激派か、またはその強い影響を受けた人物たちであることをうかがわせる。
証言したのは、学校から5メートル離れたアパートに住む運転手カンチミロフ・カフガルさん(40)。
3日午後9時ごろから激しくなった戦闘をアパートの外で目撃した。特殊部隊に追われた武装集団の
一部7、8人が体育館からスポーツ射撃用の半地下室に立てこもった。
地下室は特殊部隊に包囲され、窓から応戦。その後、「アッラー、アクバル」の大きな叫び声が
聞こえたのは4日午前2時ごろ。直後に爆音が2度響き、地下室から煙があがり、戦闘はそこで
終わったという。ほかのメンバーたちは学校の外に逃げて市街戦を展開していたらしい。
http://www.asahi.com/international/update/0905/002.html