ぁ。。。こんにちわ(`・ω・´)何でも聞いてネ(*・∀・*)
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,:' \ ,,. 、./ ノ( ::::::::',
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>>143 : {+ + +} :::::i
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149 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:30 ID:1jhff8De
鮫島について完璧に答えてください
150 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:31 ID:uBZ01IVO
>1
ま〜たお前か!!
死ねボケ!
151 :
あゆみ:04/03/30 15:33 ID:a2glKHAB
ID変わっちゃいましたがあゆみです
152 :
あゆみ:04/03/30 15:34 ID:DfuD5hgR
お兄ちゃんほしいなぁ〜
153 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:35 ID:1jhff8De
|┃三 _________
|┃ /
|┃ ≡ _、_ < ねかま死寝
____.|ミ\___( <_,` ) _ \
|┃=___ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
154 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:36 ID:vove68N9
また、山川スレかよ?
155 :
あゆみ:04/03/30 15:36 ID:DfuD5hgR
156 :
あゆみ:04/03/30 15:36 ID:DfuD5hgR
157 :
( ・ω・)σ凸 ◆switch.no. :04/03/30 15:37 ID:vQsugKsx
>>152 オカンかチチに年上の男の子供がいる人とケコーンしてもらいんさい
13才はありえなすぎてつまらん
159 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:37 ID:PFc96NF8
干支を答えろよ
161 :
あうみ:04/03/30 15:39 ID:a2glKHAB
>>160 もうほっとこうぜ。どうせいい年こいた臭いおっさんだし。
163 :
あゆみ:04/03/30 15:42 ID:DfuD5hgR
午後3時59分。―――あとちょっとだ。
……十、九、…………三、二!一!
「ただいまー」帰宅を告げた声は少し疲れているようだった。
来た!あうみは手に持っていたコップのことを忘れ、そのまま兄のもとへ走った。
「うわっ!なんだよおまえ……茶こぼすぞ。」
お兄ちゃんは相変わらず落ち着いている。
「そんなことどうでも良いの!それより、なにか感じないかなぁ?」
「え〜?さあなぁ……髪でも切ったのか?」
鈍感なところが玉に傷なんだよなぁ。そんなところも好きだけど。
164 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:43 ID:JWYv/tEM
童貞 VS キモヲタ
165 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:45 ID:sBHokplX
166 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:56 ID:8k3CiTVE
つーかさ、誰か助けてkyれ
今車乗ろうとしたら、ナンバープレート盗れてた fばいsdふぁ
しかも前後とも
167 :
あゆみ:04/03/30 15:57 ID:DfuD5hgR
「っもう!違うよ!せ・い・ふ・く!」
ここでやっと兄の表情に光が差した。そんなに悩んでたのだろうか。
「あぁー!そうだった!あうみももう中学生か」
そう言って私の頭をわしわしなでる。今でも撫で人形かよぉ……
けっこう落ち込んだので、お兄ちゃんにも分かるように下を向いてみた。いつもの手だ。
ほーら。私はもうお兄ちゃんのせいで心がズタズタですよー……
―――でもやっぱり気になるので、お兄ちゃんのほうを少しだけ見てみた。
「―――はいはい……かわいいよ。すごく似合ってる。」
やっぱり私のお兄ちゃんだ!お兄ちゃん大好き。
168 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 15:59 ID:Xt3wkhHo
169 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 16:00 ID:sBHokplX
170 :
あゆみ:04/03/30 16:13 ID:DfuD5hgR
午後三時五十九分―――もう着くな。
今日は最悪な日だった。でも帰ったら元気なちびが待ってる。
それを全部飲み込んで家のドアを開ける。
「ただいまー」それを聞きつけ、さっそくリビングから飛び出してきた。コップを持ったまま。
「うわっ!なんだよおまえ……茶こぼすぞ。」
相変わらずの天然ぶりに疲れるやらほっとするやら。
「そんなことどうでも良いの!それより、なにか感じないかなぁ?」
なんだ……?今日は何か記念日でもあったかな。
記憶の片隅に何かが引っかかっているのはわかった。肝心な「何か」を知りたいのだが。
「え〜?さあなぁ……髪でも切ったのか?」
当たるはずが無いのは重々承知の上だった。俺はあうみのことは隅々わかっているつもりだから。
だからこそ、聞かれていることに答えられないのは、身を捩りたいほど悔しい事だった。
171 :
あゆみ:04/03/30 16:28 ID:DfuD5hgR
「っもう!違うよ!せ・い・ふ・く!」
!!! 俺の頭には電球が光っていたと思う。ものすごい勢いで記憶がよみがえってきた。
あうみはもうすぐ中学生になること、今日は制服受取日な事。
「あぁー!そうだった!あうみももう中学生か」
そう言って、いつもの癖で頭を撫でた。
自分としては愛情表現のつもりだったのだが、どうやらあうみのご機嫌を損ねてしまったらしい。
うつむいている。しかし、やはり気になるのだろうか、こっちをチラチラ見ている所がいじらしい。
「―――はいはい……かわいいよ。すごく似合ってる。」
そう言うと、途端に機嫌が直り満面の笑みを浮かべる。可愛いやつ。
172 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 16:35 ID:H+UAoiwW
いつからニュー即はこんな低能釣りであqwせdrftgyふじこ
174 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 17:31 ID:3MvG7tMx
髪もちゃんとセットした。制服もしわ1つ無い。
「よし。完璧!」あうみは等身大の鏡の前で1人そう呟いた。
今日は待ちに待った入学式だ。
「なーに独り言言ってんだ?間抜けに見えるぞ。」
声のほうを振り返ると、私よりよっぽど間抜けなお兄ちゃんの顔があった。
「もぅ!いちいちうるさいよー。今日はハッピーデーなんだからお兄ちゃんなんかちょうだい♥」
そんなこと言っちゃったけど、お兄ちゃんにはお金が無いのもわかってるし冗談で言ったつもりだった。
だから、お兄ちゃんに手渡された物が最初は何だかわかんなかったんだ。
やっぱり朝は白飯と味噌汁だ。古くさいと言われようと、俺はこれじゃないと朝が来た気がしない。
そんなことを考えていると、向こうからあうみの声が聞こえた。
「よし。完璧!」なにが完璧なんだろうか。お兄さんにもおしえてほしいなー。
―――どうやら俺はまだ寝ぼけているようだ。でもあうみにつっこむ事は忘れない。
「なーに独り言言ってんだ?間抜けに見えるぞ。」
その声に反応してこっちを振り向いたあうみは、少し怒ったような顔をしていた。
怒った顔も可愛いな、さすが自慢の妹だ。でもプレゼントを渡すともっと可愛い顔になるだろうな。
「もぅ!いちいちうるさいよー。今日はハッピーデーなんだからお兄ちゃんなんかちょうだい?」
これにはちょっと驚いた。しかし、まぁちょうど良いタイミングだな。
「手ぇだしてみ」きょとんとした顔でこちらを見つめてる。本当に犬みたいだ。
恥ずかしい話だが、俺は万年金欠の身だ。だから、入学祝なんてたいそうな物は買えなかった。
こんなものであうみが喜んでくれるか内心冷や冷やしていた。緊張の一瞬とでも言うのだろうか。
「……うわぁ〜!かわいいね。私が好きな水色だ!お兄ちゃんにつけてもらって良い?」
心底こいつの兄で良かったと思う。今俺は幸せランキングで十番には入っても良いだろう。
そんなこと考えてる場合じゃないと、あうみから受け取ったそれを髪につけようとしたら
「何?お兄ちゃんにやにやしてるよー。なんか変だよ?」
我に変えるとなかなか恥ずかしいものだ。
「そんなことはどうでもいい!ほら、できたぞ。」
「ほんと?可愛い?可愛い?」
「ああ。可愛いよ。」
淡い風にはためく水色のリボンは、あうみの先を静かに想っていた。
179 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/30 22:34 ID:3rItfq9V
あゆみ、ドコ逝ったにょ?
逃げないでおくれ!
俺には、おまいしかいないんだ。。。
いちおうあげときますね。。。
182 :
BpVoVoQo ◆yEbBEcuFOU :04/03/31 17:23 ID:7nCIYrjQ
しくじりますた
私はまだびっくりしてて、もう幸せの絶頂だった。
―――お兄ちゃんからプレゼントもらっちゃうなんて。お兄ちゃん大好き。
「じゃあ行ってくるね。」
「本当に俺が行かなくてもいいのか?」
「大丈夫だって。お兄ちゃんは心配性なんだからー。それにお兄ちゃんは学校があるでしょ?」
お兄ちゃんはまだ心配そうな顔をしてる。もう、筋金入りの心配性なんだろうな。
「じゃあ行ってきますのちゅーして♥」私は逃げるお兄ちゃんを捕まえて、ほっぺにちゅーした。
よし!これで私は一日元気でいられる。充電完了!
「いってきまぁーす」
184 :
番組の途中ですが名無しです:04/03/31 23:55 ID:o22JNhUE
185 :
番組の途中ですが名無しです:04/04/01 01:39 ID:MAnsl3dd
生き残っててびっくら
186 :
番組の途中ですが名無しです:04/04/01 01:43 ID:3BSjD9TU
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─┴─. |_________. ヽ | /. __|____|__
── | .メ、 ____|____|____
── __________|_____ ノ. ゝ .ノ | ヽ
┌─┐ ノ 丶 ノ .__ノ..ヽ| ノ ヽ
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187 :
番組の途中ですが名無しです:04/04/01 03:27 ID:ip+ACVWm
,へ、 /^i
| \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
7 , -- 、, --- 、 ヽ
/ / '''''' '''''' ヽ
| ((●), 、(●)) |
/ 彡 ,,ノ(、_, )ヽ、,, ミミ 、
く彡彡 `-=ニ=- ' ミミミ ヽ
`< ミミ彳ヘ
> ___/ \
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どうやら逃げたらしい
>>1 乙!
∬
;´Д`)つ旦 精子入りですがドゾー
189 :
あゆみ:04/04/01 11:46 ID:MAnsl3dd
(´・ω・`)つ旦 どもー
(゚д゚)・・・・ウマー
190 :
番組の途中ですが名無しです:04/04/01 12:27 ID:MAnsl3dd
「ただいま」
まだ住み慣れない家は、もう春も近いというのに冷え切った空気で出迎えてくれた。
あまりの愛想のなさに苦笑しながら、慣れない手つきで暖房をつける。
「あうみはまだか……遅いな」
壁掛け時計はもう六時を指す。入学式は午前中で終わるはずだ。帰ったら説教しなきゃな。
―――「た〜だいま〜」
こんな高い声を出すのはあうみしかいない。まぁ他に帰って来る人もいないんだが。
「お兄ちゃん怒っちゃだめだめ〜?今日ね!い〜っぱい友達できたから、みんなで遊びに行ってたの。」
さっそく説教モードに入りかけた事を易々と見破られた。いつもそうだ。あうみにはかなわないな。
世渡りも俺と違ってかなり上手だ。あうみはもう新しい土地に馴染んでいる。
「そうか。楽しかったか?」
「うん!友達100人でっきるっかも♥」
191 :
番組の途中ですが名無しです:04/04/01 14:35 ID:lZKXN8M5
―――いい匂い。もう朝だ。カーテンの隙間から生き生きとした朝日が射し込んでいる。
とりあえず匂いに誘われて台所へ行ってみた。
もやーっとした人影が映る。エプロンをつけて、朝ご飯を作っている。
分かってた。分かってたけど―――
―――「ママ…?」
「ん?あうみ起きたのか?」
そこには、お味噌汁が入ったお鍋をかきまわしてるお兄ちゃんの姿があった。
あう…私は、今思った事言いたかったけど、お兄ちゃんにまで悲しいの伝染させたくなかった。
「美味しそうな匂いだねー。お兄ちゃんが作ったの?」
答えは知っている。でも希望が捨てられないあうみは……悪い子かなぁ。
「あたりまえだろ。もうすぐできるから食器準備して。」
「はーい」
――ピーンポーン
「あっ!みわちゃんとさみちゃんだ」
「そんなこと分かるのか?」
「わかるって。だって入学式の時約束したもん」
――ピーんポーン
「ほら待たせてるぞ」
「あわゎ!じゃあいってきまーす。」
「っとちゅー♥」
―――もう中学生になるんだからそろそろ卒業してほしいものだがなぁ。
それにしても、本当にあうみの世渡り上手には感服する。もうご近所ネットワークも完璧なんだろう。
あーあ。それにくらべて俺ってなんだろうな……最近半引きこもりだしなぁ。はぁ。
「今日は1学期の班決めの日だねぇ」
さみは気の弱い子なので、やはり輪から外れるのが怖いのだろう。
あらかじめ予約を入れて安心するつもりだ。
「あたし達で一緒の班になろうね!絶対だよ?」
みわの力強い一言で、さみの緊張は殆ど消え去った。
「そうだよ。3人一緒ねー。」
あうみもそれに続く。しかしあうみは本心からでた言葉だった。
「ありがとぉ…」
194 :
番組の途中ですが名無しです:04/04/01 15:57 ID:bL76n+sy
age
「っねね?あのこ1人だよ?可哀想……だれも入れてくれる子いないのかな?」
あうみの目線の先には、窓際に1人ぽつんと座っている女の子がいた。
ぷいと窓の外を見ている。いや、本当は何も見てないのかもしれない。
「私の班に入れてあげようよ?」
「いやだよっ……だってあのこ雰囲気きもいし。なんか一緒にいたらあたし達まで……」
あうみは、正義感の強いみわに賛同を求めて振り向いたが、かなわぬ願いだった。
「もうっ。みんな薄情だよー。ちょっとまってて?私あの子に話し掛けてくるから。話せばきっといい子だって!」
そしてあうみは軽やかに席を立ち、何の疑いもなく窓側4番目の席へ向かった。
また、さみの脳の計算機もなんの疑いもなく1つの答えをはじき出していた。