・大阪府岸和田市の中学3年男子生徒(15)が父親らから食事を与えられない
などの虐待を受けた事件で、大阪府と岸和田市教委は29日、虐待を疑う
情報や状況があったのに十分な対応を取っていなかったなどとして、
児童相談所「岸和田子ども家庭センター」の中塚恒子所長(58)と、長男が
在籍する中学の校長(59)ら4人を文書訓告処分とした。センターの家庭
支援課長(39)や2、3年当時の担任教諭ら4人も厳重注意とした。
府などの調査では、センター職員が昨年4月、長男について「虐待の疑いが
ある」などと中学側から聞いたが、担当課に伝えず、連携体制を整えて
いなかった。担任2人は家庭訪問を繰り返し、虐待を疑いながら、長男本人に
会わず、校長は適切な指示をしなかった。
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=29yomiuri20040329ic05&cat=35