ウクライナのマルチュク国防相は26日、旧ソ連が1991年に崩壊した後、米国の管理下などで
撤去、廃棄されたはずのミサイル数百基の「関連記録」が存在せす解体が確認出来ないとの事
実を示した。新聞のインタビューで明らかにした。
ミサイルの種類などには触れなかったが、ウクライナ国防省報道官はAP通信に、国防相は防御
目的の「S−75」ミサイルに言及したと考えられる、と述べた、と報じた。
国防相は、会見記事の中で、これら処分が不明のミサイルが売却された可能性などには触れなか
ったが、国防省の前幹部らの管理責任の怠慢さを非難。「彼らは廃棄されたと述べていた。ミサイル
には金、銀の希少金属も使われている。解体の結果はどこにあるのか?」などの疑問を呈した。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200403260021.html