メキシコからシュアンシュアン、上野でリンリンと再会
2世誕生を目指す東京・上野動物園の雄パンダ、リンリン(18歳)のお相手として、
メキシコ市のチャプルテペック動物園から雌のシュアンシュアン(16歳)が3日夜、
成田空港経由で上野動物園に着いた。
午後9時20分すぎ、園内に滑り込んだトラックの荷台扉が開くと、
輸送ケースに入れられたシュアンシュアンが格子越しに顔をのぞかせた。
大好物のリンゴをほお張り、約24時間の長旅にもかかわらず上機嫌な様子だ。
飛行機の遅れで到着が1時間ずれ込み、待ちわびていた菅谷博園長(59)は「元気で安心した。
来春の発情期に向けて繁殖の準備を進めたい」と話した。
http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2003_12/1t2003120413.html