リストラのターゲットは50代から30代へ――。
日本労働弁護団(宮里邦雄会長)がまとめた労働相談の結果で、
30代の解雇相談が急増していることが分かった。
警備会社勤務の女性(36)は実家に電話をかけられ、
退職勧奨された。今年5月には、
「精神科か心療内科を受診せよ」という内容の休職命令が出された。
本人は健康だが、会社は休職命令の理由を
「仕事のやり方がまずい」などとしか説明しないという。
退職勧奨された出版社勤務の30代の女性は
「能力がないことを認めるならアルバイトで使ってやっても良い」
と言われたという。
http://www.mainichi.co.jp/women/news/200306/03-03.html