教頭先生、2度のカンニングで一般教諭に
東京都教育庁は16日、校長選考試験でカンニングしたとして、
都内の公立小学校の男性教頭(47)を停職3か月の懲戒処分にするとともに、一般教諭に降任したと発表した。
教頭は「出来心でやってしまった」と事実を認めている。
都教育庁によると、この教頭は今年8月、千代田区内の会場で行われた校長選考試験を受験。
学校運営の考え方などについて、130分以内に2000字程度でまとめる論文試験に臨んだ。
ところが教頭は、事前に作成した論文を手のひらサイズに縮小コピーして持ち込み、
試験開始約40分後、回答用紙に書き写しているところを試験官に見つかった。
カバンにしまうよう指示され、1度はカンニングをやめたが、
試験官の目を盗んで再びコピーを見ながら論文を作成し始め、同じ試験官に見つかってコピーを取り上げられた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031016-00000211-yom-soci