殺人告白の男、愛知で逮捕 出所直後、覚せい剤使用で
長野県生坂村のダムで1980年3月、同県麻績村の会社員小山福来さん=当時(21)=が殺害された事件で、殺害を告白した男が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで愛知県警に逮捕されていたことが16日、分かった。
男は住所不定、無職太田健一容疑者(53)。覚せい剤取締法違反の罪で高松刑務所に服役中、殺害を告白。今月11日に出所したばかりだった。
県警の調べでは、15日午後9時ごろ、愛知県新城市の林道で脱輪している乗用車を近くに住む人が発見、110番した。新城署員が駆け付けると、現場に太田容疑者がいて、ふらついていたことから同署に任意同行した。
尿検査で覚せい剤を検出。16日午前、同容疑で逮捕した。
太田容疑者は調べに対し、「何も話したくない」と供述している。車は盗難車とみられ、同県警は出所後の足取りを調べている。
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