ハーゲンダッツ、予想上回る売れ行きで販売一時中止
ハーゲンダッツジャパン(東京・目黒、関順一郎社長)は22日、今月1日に発売したカスタードプリン風味のアイスクリームの販売を一時休止したと発表した。
売れ行きが予想を上回り、製造が追いつかないため、小売店などから注文を受けるのを22日でいったん打ち切った。製造ラインを改良して増産体制を整えるが、販売再開時期は未定という。
販売を休止したのはカスタード風味のアイスクリームにカラメルソースを混ぜた「ミニカップ カスタードプディング」(容量120ミリリットル、希望小売価格250円)。
「売れ行きは当初予想の三倍以上。全商品の中で最も売れている」(同社)といい、小売店では品薄・欠品状態が続いている。
群馬工場(群馬県新町)の製造ラインを改良し、製造能力を現在の1.5倍に高める計画。冷夏でアイス市場が低迷するなか、珍しいヒット商品となっている。 (22:00)
http://www.nikkei.co.jp//news/sangyo/20030922AT1D2205J22092003.html