【やらせ】新聞記者がアカウミガメの卵をあぼーん【宮崎】
アカウミガメの卵がキツネに食べられる被害を報じた際、
取材記者がキツネを餌でおびき寄せて写真撮影した「キツネ報道」問題の検証記事を掲載した。「長期取材にもかかわらず成果を挙げられない焦りと相まって、ことの是非を冷静に判断できなくなっていた」などとしている。
検証記事は(中略)「日本最南端のキツネかもしれない」と考えたこともあり「キツネそのものの撮影に意義を見いだす心理状態」にもなり「取材の目的が変質した」。
その結果、8月13日ごろから餌をまき始めた。取材班は「イリオモテヤマネコを撮影するために生きた鶏でおびき寄せるテレビ放送を見た。(それが許されるのなら)日本最南端のキツネを撮影するためにこれくらいはいいだろうと思った」などと証言したという。
記事化の際も「卵を食べるキツネ」の姿はとらえていないのに「食害の“犯人”」と断定。出稿担当責任者も疑問を持たず「いい写真だ。大きく扱おう」との方向で一致した――としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030906-00001031-mai-soci