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海底のタイタニック号　船体崩壊、予想外にひどく

北大西洋で１９１２年、氷山にぶつかって沈没した英豪華客船「タイタニック」の残がい調査が先月終了し、
８５年に初発見された以降、船体などの崩壊が予想以上に進んでいることが分かった。
タイタニック歴史協会によると、米政府が北大西洋沿岸諸国と協力し、船体などの保存方法を探っているという。

１９９９年以来となる今回の国際調査は、ロシア・科学アカデミーが所有する
世界最大の調査船に研究者や科学者などが乗り込んで実施した。
調査に加わったダイバーは、「１９８６年に初めて撮影した時と比べ、崩壊が非常に進んでいる」と心配している。

同号は８５年、カナダ東部ニューファンドランド沖合の公海で発見されていた。
沈没で乗客、乗員ら１５００人以上が死ぬ事故となっていた。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200308140029.html