【神奈川】KSP問題　一部株主が松沢知事擁護

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　　松沢成文知事が県と川崎市の第三セクター「ケイエスピー」（ＫＳＰ）の社長に、衆院議員時代に政治献金など総額５３０万円余りにのぼる金銭的支援を受けた
山田長満氏を推薦した問題で、ＫＳＰの一部株主らが１４日、知事を擁護する立場から県庁で記者会見した。

　　会見したのは、県中小企業家同友会前代表の金子和夫氏や県異業種グループ連絡会議議長の南出健一氏ら。「山田氏こそＫＳＰの社長に最適任。
議会の言いがかりは、全会一致で山田氏を社長に選出した株主総会を侮辱するものだ」などと主張し、知事の道義的責任を追及している自民党を強く批判した。

　　南出氏は「知事をやり玉にあげ続けるならば、何らかのアクションを起こす」と述べ、近く中小企業経営者を集めて、対抗手段を検討する方針を明らかにした。