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ムネオ側近無罪主張、「職務をしただけ」
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_07/3t2003070817.html

衆院議員鈴木宗男被告（５５）＝受託収賄罪などで公判中＝の側近とされ、
国後島ディーゼル発電施設の入札をめぐる偽計業務妨害罪などに問われた
外務省の元主任分析官佐藤優被告（４３）の公判が８日、東京地裁であり、
弁護側が冒頭陳述で「外務省職員としての職務を推進したにすぎない」とあらためて無罪を主張した。

弁護側は、偽計業務妨害事件について「モスクワ勤務当時から情報収集のため付き合っていた三井物産の社員に尋ねられ、
ディーゼル発電施設工事について公務員の守秘義務の範囲内で答えただけ。国益につながると考えた」と主張。

外務省関連の国際機関「支援委員会」に対する背任事件についても「自分の利益を図る目的はなかった上、局長や事務次官らの決裁を得た正当な職務だった」とした。