ミュンヘン(ロイター) ドイツ・ミュンヘンのヘラブルン動物園で飼育されているタコが、
えさのエビが入った瓶のふたを“回して開ける”動作を習得した。この特技は、2週間
に1回、食事の時間に一般公開されている。
話題の主は、生後5カ月になるモロッコ生まれのメスダコ「フリーダ」。体を瓶のふた
に密着させ、8本の足で側面に絡みついて吸盤でしっかり固定し、体をひねって瓶を
開けるテクニックを覚えた。
飼育係のフランク・ミュラーさんによると、子供のころに潜ったアフリカ北部モロッコ
の海で、タコが動作で器用な様子を見せていたことを思い出し、フリーダにふたの開け
方を教えたという。「水槽の中で2、3度開けてみせると、まねをして、開け方を習得し
たようだ」と感心している。フリーダはモロッコ産。
http://www.cnn.co.jp/fringe/K2003022501622.html