JR東日本は3日、首都圏の465駅で導入しているIC(集積回路)カード
「Suica(スイカ)」を、来年度中にもJR西日本のICカード
「ICOCA(イコカ)」と相互利用できるようにする計画を明らかにした。
JR西日本が来年度からイコカを導入するのに合わせ、システムの共通化を図る。
この結果、スイカがJR西日本管内にある近畿圏の250駅でも利用可能になる。
システム共通化後は、JR西日本のイコカ対応駅間でスイカを、JR東日本の
スイカ対応駅間でイコカを利用できるようになる。ただ、東京―大阪間など、
両システムをまたがる利用については当面対応しない。 2003年6月からは、
スイカにクレジットカード機能を組み込むことも決めている。将来的には
電子マネー機能を導入し、駅のキヨスクや駅ビルなどで利用できるようにする方針だ。
http://www.yomiuri.co.jp/00/20030104i301.htm