昨年、近畿4府県で相次いだ連続金融機関強盗事件で、主犯格
の元暴力団組員斎藤正利被告(51)(強盗罪などで公判中)が、
元々の共犯者だった無職的場猛容疑者(61)を高年齢で動きが
鈍いことを理由に“解雇”し、2、30代の働き盛りをスカウト
して犯行を重ねていたことが26日、大阪など4府県警合同捜査
本部の調べでわかった。的場容疑者とコンビの時代は郵便局を狙
っていたが、的場容疑者のミスから未遂に終わったこともあった
といい、メンバー組み替え後は標的を銀行に切り替え、一獲千金
をもくろんでいた。取り調べにあたった捜査員らは「強盗もリストラ
の時代」とあきれている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020426-00000109-yom-soci