ワシントン条約で、商業目的の輸出入などが禁止されているチュウゴク
オオサンショウウオ二匹が、広島市安佐北区の安佐動物公園の水槽か
らいなくなった。国内では水族館などで約二十匹が飼育されているだけ
の希少種。可部署は八日、何者かが盗んだとみて窃盗容疑で本格捜査
を始めた。
調べでは、二匹は体長約一二〇センチ、体重約二〇キロと、体長約一
〇〇センチ、体重約一〇キロで、性別は不明。 チュウゴクオオサンショ
ウウオは中国南部の原産で、国内産に比べて体が大きい半面、頭部の
突起物は小さくて少ない特徴がある。安佐動物公園は研究用として、約
十年前から二匹を飼育し、年二十回の見学会以外は非公開だった。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn02040904.html