韓・中・日の共同プロジェクトアニメ「最高を自負」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/03/25/20020325000033.html 宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』の制作に韓国のアニメーション制作会社が初めて参加したことが
最近話題となったが、実際のところ、このニュースは「DRデジタル」社にとって多少プレッシャー
となったようだ。
しかし、これらの全てが独自の創作プロジェクトではなかった点がこの会社の一番の弱点だった。
創立して10年が過ぎるこのパワフルな会社は『となりのトトロ』、『もののけ姫』などで有名なスタジオジブリ
の名作の数々と、難易度が高いことで話題になったりんたろう監督の『メトロポリス』の制作にも参加、
そして最近では『トップブレード』の全工程の制作に至るまで、日本の有名企業に次ぐ最高水準の技術力を誇ってきた。
このプロジェクトが持つもう一つの特徴は、中国や日本を含めた3カ国共同の合作事業として推進しているという点だ。
日本の「マッドハウス」と中国の「上海アニメーションフィルムスタジオ」がそのパートナーだ。
同社のアン理事は「韓国企業が中国の国営企業と共同制作をするのは今回が初めて。
制作費の節減と中国全土での配給において、大きな助けになると期待している」と語った。
この3カ国共同プロジェクトはアニメーションの技術力と関連し、各国の現実をそのまま見せている点でも興味深い。