【狂牛】ニクコップンで狂牛病!脳衰省氏ね!part79

このエントリーをはてなブックマークに追加
960
▽渡辺農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年2月18日(月) 14:00〜14:15 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020218jimujikan.htm

○前事務次官の再就職について

Q: 熊澤前次官が日本食肉協議会に嘱託としていったん再就職されたことが既に
発表されてますけれども、ご所感をお聞かせ下さい。
A: 所感ですか。行為というか行動そのものの是非というよりは、タイミングの
問題と相手先の問題というふに私は思います。まだ、いろいろな事柄が流動的であ
る状況の中で、必ずしも適切であったとは思えないということであります。
 そういうふうなこともあって、ご本人は辞退をされたというふうに私は思います。

Q: 「必ずしも適切であったと思えない」というのは、前次官の行動がというこ
とですか。
A: その相手に対してその様なことを引き受けられたということが、タイミング
と相手先の問題から見て、適切とは必ずしも思えないということでございます。
 人間はそれぞれいろいろな経験も持っておりますし、その経験を生かすチャンス
というのはあるわけでありますけれども、その時期の問題というのが一番大きいの
ではないかなと思います。
961(2):02/02/19 23:05 ID:/O27mE98

Q: 相手先の問題というのは具体的にはどういうふうなことでしょうか。
A: これも団体の構成メンバーなりを詳細に見れば、いろいろな方が加入をされ
た公益法人で、やっている仕事も非常に幅広い公益的なことでありますけれども、
名称が食肉ということになっております。牛肉関係の方もいらっしゃいます。そう
いう中で、まだBSE問題については調査委員会の議論の最中でございますので、
世間からすれば誤解を生む可能性もなきにしもあらずということだろうと思います。

Q: 熊澤さんの就任が決まった段階で、誰も止めようとしなかったんですか。熊
澤さんが再就職が決まった段階では、農水省として誰かがそれを止めた方がいいん
じゃないかとか、そういうことなかったんですか。
A: それは止めるということは、そういう力はないわけですけれども、言ってみ
れば助言をするということ、或いはこれは我々が大臣にきちんとそういう情報を上
げて大臣のご見解を賜らなかったという点について、落ち度があると思ってます。
962(3):02/02/19 23:05 ID:/O27mE98
Q: 次官はその時点でご存じだったのですか。
A: その時点とおっしゃいますのは?

Q: その1月の中旬。
A: 中旬であったかどうかは判りませんが、情報は得ました。

Q: 大臣が知ったのはいつの時期なんでしょうか。
A: 先週です。先週の半ばかな。ちょっと日は定かではありませんが。

Q: どうやって、何故、大臣ははじめて知ることになったのですか。誰か省内に
報告をしたのですか。
A: ご本人から秘書課長宛に状況の連絡がありまして、これは大臣にあげておく
べきことがらであるというふうに私は判断をしまして大臣に情報をあげました。

Q: その時大臣は何か言われましたか。
A: 大臣は今日の国会でもたぶん質問が出ていたと思いますが、不適切であると
いうふうにおっしゃっておられました。それから、そういう情報を速やかに伝えて
こなかったことについて、ご注意を賜りました。
963(4):02/02/19 23:06 ID:/O27mE98

Q: 速やかに情報を入れなかったいうのは、あげるまでの情報じゃないという判断を
当初していたということですか。
A: 難しい質問ですね。ですから先程申し上げたように、平常時の感覚と非常時の
感覚という点について、私どもの、私も含めて組織内部に十分な自覚が形成をされて
いなかったということだと思います。
 
Q: 整理をすると、平常時なら大臣にあげなくてもいいけれども、こういう非常時では、
大臣にあげるべきだったとそういうご認識ですか。
A: それは時と場合によるでしょう。あげるべき案件とあげなくてもいい案件と
ございますね。そのご本人のその長い間培われた海外での経験、人脈そういうもの
を欲している会社であってもいいし、団体であってもいいし、個人であってもいい。
手伝ってくれないかと言われたのは、通常の時期であれば、熊澤前次官は1民間人
ですから、その行動を、情報を得たからと言ってその行動をとやかく言うことはない
というのが、一般的でありますけれども、この時期でこの相手先ということが、
やはり我々としてはもう少しシャープな感覚を持つべきだったと思っております。
964(5):02/02/19 23:06 ID:/O27mE98

Q: 次官がお辞めになるときですね、BSEの引責によるものだったということ
はご本人は絶対に認めませんでしたし、また大臣もですね、その辺非常に歯切れが
悪かったと思うのですけれども、それが何故不適切という形になるのか、特に今回
の問題で再就職先を辞任する必要もないと思うんですが、辞めるときのあの方針な
らば。その点いかがでしょうか。
A: ですからそれは、ご本人の感覚と、それから世の中の受け止め方という点で
の話でありまして、熊澤前次官と私と会見もしましたし、大臣、前次官の会見もあ
りましたが、そのような論理の世界での問題と少し分けて考える必要があると、世
の中の受け止め方という問題ですから。

Q: 農水省は世の中の受け止め方の方に寄って立つんでしょうか。
A: 国民の感覚というのは大事にしなければいけないというのは大臣のかねてか
らの議論でございますから、私どもも同じように、先程来申し上げているようにす
べてのものというのは季節があり時があるわけです。そういう時にまた改めて要請
に応えるというやり方もあったのかなと思いますけれども。