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過去から現在そして未来への道は常に一本道で、どこかで分岐することは決してないし、未来を予測するか過去へ戻るかしない限り、その道が1ミリたりともずれることはない
2002年1月13日午後3時57分に、1がこのスレをたてた事も時間の流れが始まった時点から延々と続いてきたこの一本道上での事象であり、その意味において運命は決まっていると言える
我々は既設のレールをひた走る機関車のようなものかもしれない
今から3時間後、1が凝り固まった頭を和らげようとエロビデオを借りに出かけ、その途中で外れたトレーラーのタイヤに直撃を受けて死ぬとしよう
人はそれを彼の運命だったと言うかもしれない
しかし、それは1が死んだという事実があって初めて言えることである
その事象が実際に起き、過去の事実として存在しない限り、それを「運命であった」「確定していた」とは言えないのである
一秒後の未来さえ決して知ることができず、現在のみを生き過去を蓄積していくだけの私達にとっては現在と過去が全てなのだ
そう、今この瞬間において未来は存在しない、未来は無である
常に時の流れの先頭にいる私達自身が、現在での私達の意思・行動が未来を形成してゆくのだ
自らに許容し難い事が起きた時、「これも運命、自分にはどうしようもなかった」と言い聞かせる人も多いだろう
それが一番楽だ
だが違う、「これは自らの意思による結果、自分の責任だ」と考えるべきだ
あなたの意思が介在するまで、その結果は存在しなかったのだから