「ダニから移る可能性(東大院教授・小野寺節←メンバーが言うとる)」
2001年9月15日発売 「脳とプリオン」小野寺節・佐伯圭一著朝倉書店より
61ページを「原文のまま」抜粋
「日本の北海道や東北地方においても、
いったんスクレイピーが発生すると、その後の病気撲滅が困難である。
また、英国においてもヒツジ、ウシ内臓を飼料利用禁止後も依然としてBSEが発生している。
その原因は、ダニが病原体のベクター・中間宿主とすれば容易に理解できる。」
59、60ページで証明!
「乾草ダニを牧野から採取し、−20℃で保存した。(中略)
ダニを採取する前に、そこに飼われていたヒツジがスクレイピーであることを(中略)確認した。
ダニを(中略)マウスに脳内接種した。(中略)
ダニ乳化剤の沈さはマウスに腹腔内接種した。
感染5ヶ月より、マウススクレイピーの症状を検査した。」
以下「71匹のマウスのうち10匹がスクレイピーを発病した」(中略)
「さらに接種ダニ乳剤事態にPrPscが含まれるかも検査した。(中略)
200倍に濃縮されたダニ乳剤では上記の抗体を用いた
ウェスタンブロッティングで陽性を示した。」(原文のまま)
59ページを「原文のまま」抜粋
「スクレイピー汚染牧野に健康なヒツジを放つとスクレイピーとなる。
このことから、スクレイピーの水平感染が昔から疑われていた。
また、時としてスクレイピーが全く発生しない地域に
急にスクレイピーが発生する例がある。
また、スクレイピー汚染のため、3年間使用禁止の牧野に再び
健康ヒツジを導入すると再びスクレイピーが発生する。
このことからスクレイピーには中間宿主が存在するのではないかと
昔から考えられてきた。」