狂牛】狂羊で蔓延?脳衰省恍棲省氏ね!part59

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30狂羊で狂牛病蔓延か?1/7
TBS報道特集今年の10月21日放送

あらまし、スクレイピー羊ルート部分のテキスト起こし
(暫定だから手直しするかも)
羊の狂牛病、国内スクレイピー経由で蔓延の可能性(TBS報道特集2001.10.21)
http://f1.aaacafe.ne.jp/~drhead/ (テキストだけが残り映像そのものは抹消された)

北海道のスクレイピー(斎藤道雄記者取材)
1980年代の初め羊の狂牛病ともいうべきスクレイピーが初めて報告されています。
日本のスクレイピーは合計58頭、うち、51頭はここ北海道で報告されています。

〜16年前の若かりし斎藤記者報道映像〜
  「北海道十勝地方のある牧場で飼育中の羊の中に奇妙な動きを見せる
   羊の群れが見つかったのは4年前の1981年のことでした。」
畜産関係者にとって重大なスクレイピー発生の事態を、
農水省はこのとき、何とか手を尽くして隠そうとしていた。
  「この(スクレイピーを発症した)羊は1974年、農水省が
   カナダから輸入した羊の子供であるとがわかりました。」
16年前のVTR終わる。
31狂羊で狂牛病蔓延か?2/7:01/10/30 19:08 ID:m5MRTVLE
農水省がその発生を隠そうとしたことも問題だが、より大きな問題は
スクレイピーが報告された58頭よりはるかに多いのではないかということだ。

帯広畜産大学・松井高峯教授
「確定診断が58頭ですから、少なくともその5倍はいるんじゃないかと。」

もし日本に公表された5倍スクレイピーが発生したとすれば
農水省の言う安全宣言は根底から崩れてしまう。
そもそも英国の狂牛病は羊のスクレイピーから始まった。
スクレイピーの病原体であるプリオンが羊→牛→人に感染して
犠牲者を出したというのが、ほぼ、疑いのない所となっている。
当然、日本でもこの感染経路を監視しなければならないのだが、
農水省は日本は大丈夫と言ってきた。
32狂羊で狂牛病蔓延か?3/7:01/10/30 19:09 ID:m5MRTVLE
〜農水省衛生課長通達〜1995年6月
「スクレイピーが発生したとしても、
 わが国において狂牛病が発生するとは疫学的にも考えられない。」
スクレイピーが発生すれば、その羊の群れはすべて
処分しているから大丈夫というのである。

家畜改良センター十勝牧場・藤岡豊陽場長の発言要旨
「昭和59年に(スクレイピーの)発症があったが
 対策については十分に対応してきた。」
淘汰、つまり焼却している。しかし、それはスクレイピーと
確定診断された場合だけであって、スクレイピーと診断されず、
あるいは疑いもされずに食肉として出回り肉骨粉にされた羊が
沢山あったのではないかと専門家は見ている。
日本にスクレイピーの羊がやってきた1974年からスクレイピーが
家畜伝染病として監視されるようになった1997年までの間は何が起きたかわからない。

帯広畜産大学・松井高峯教授の発言要旨
「1974〜1997年の23年間、スクレイピーは野放し状態でその23年間に何が起こったかを
 調べれば(農水省にとって)困ることがあるんじゃないかと。(藁」
33狂羊で狂牛病蔓延か?4/7:01/10/30 19:10 ID:m5MRTVLE
羊→人への感染はないとされるが、問題の羊が肉骨粉になった可能性は否定できない。
狂牛病は農業の問題として始まり、
プリオンという新しい病原体の科学への挑戦となった。
そして、人間の犠牲者が出てからは瀕死の病気をめぐる危機管理のあり方、
ひいては、現代文明のあり方を問う大きな問題となっている。

科学雑誌「ネイチャー」2000.08.10号は狂牛病による英国の犠牲者は最終的に
63〜136000人にのぼると予測した。日本の被害の予測は困難だが、
EUの分類で狂牛病の汚染度が日本と同じレベル3のフランスの状況が
参考になるかもしれない。

三菱化学生命科学研究所・神里達博さん(解像度が悪くて誤字かもしれない)発言要旨
「日本の将来予測はーー明確なことは言えないが
 フランスの事態よりも先に悪くなることはない。
 白か黒ではなく『グレー』なリスクの中で我々は生きてゆく時代になった。」

フランス
 狂牛病の牛の頭数累計 278頭
 人間の犠牲者CDJ    2名
34狂羊で狂牛病蔓延か?5/7:01/10/30 19:12 ID:m5MRTVLE
○斎藤道雄記者のスタジオ発言の補足まとめ

スクレイピーが23年間放置されていたことに対して
・一応、農水省は追いかける体制は作っていたが、
 しかし、そこから漏れていた事はあっただろうと専門家が言っていた。

羊の肉を人間が食べても感染することはないが、
羊の肉骨粉から狂牛病が出る可能性に対して
・英国の肉骨粉ルートばかり注目されているが
 ほかの(国内スクレイピー羊肉骨粉)ルートも考えたほうが良い。

漠然とした狂牛病に抱く不安に対して
・この病気は未解明な部分が多いので絶対な安全対策を言っちゃう(目指す)と
 それは誰も言えない(保証できない)ので現実的な安全対策が
 とれない(不可能になる)が、だからといって、ルーズにすると
 英国のような(多くの人間の犠牲者が出る)事態になる。
 だから、その間の上手な所を選んで判断しないといけない。
 「グレーゾーン」という言い方があったが(リスク管理、危機管理)、
 最後は、どこのあたりの安全性を求めてゆくのかを自分で判断してゆくという状況に
 我々は直面している。

○田丸キャスターまとめ
 日本政府の安全宣言が出たが(日本政府の大本営発表を鵜呑みにせず)我々は
 自分で(情報を収集して)判る(判断する)ようにすることが大切だ。

ファイルをアップしてくれた読田さん、ありがとう。
エセ役人の告げ口でファイルを削除されたのは悔しかったろうね。
35狂羊で狂牛病蔓延か?6/7:01/10/30 19:15 ID:m5MRTVLE
その他のあらまし、テキスト起こし

農水省はかなり遅れて英国からの肉骨粉輸入禁止を行ったが
EU諸国の迂回輸入で汚染肉骨粉が上陸しつづけた。
農水省は肉骨粉の使用を禁止通達したが強制力を伴うものではなかった。

EUの狂牛病危険国ランキングは日本の商売がやりにくくなると不満を抱き、
日本独自の安全基準作成のため
陰性牛蓄積統計を取ると、なんと、すぐに狂牛病第一号発見される。
農水省は焼却処分したと断言したが、その狂牛病感染牛は肉骨粉にされる。
(ちなみにその狂牛病牛はスクレイピーが蔓延した北海道から買い付けた子牛)

狂牛病の牛が持ち込まれた肉骨粉の業者は10億円の設備投資で
稼動一ヶ月後に工場全体が汚染閉鎖に追い込まれ
業者のおじさんはかわいそうだった。

イギリスは国内は禁止し海外に肉骨粉を輸出しつづけ、
日本はだいぶ遅れて禁止したが
迂回輸入で汚染肉骨粉が日本に上陸しつづけた。
自由党山田正彦衆院議員は行政調査権で資料を手に入れたが
原産国表示が墨塗りになっているので迂回の横流し輸入の可能性を指摘し
国際獣疫事務局(OIE)の小澤義博は
イギリスでは汚染肉骨粉がどこに行ったかわからないと発言。

酪農家が独自の研究で乳牛にニワトリ用の餌を与えると
牛乳の出が良いことを発見して与えつづけた。
その鶏用の飼料には牛の肉骨粉が入っていた。
その酪農家は肉骨粉の牛への使用禁止は知らなかったと。
36 :01/10/30 19:15 ID:5vl1urfu
あのう、なんか畜産、酪農農家にのみ激しい執念を燃やしている人が
いるんですけど。農水省、飼料会社とかの方が悪くないですか。
それと大事なのは、これからの対策で、厚労省、農水省に頑張ってもらわないと。
私としては、加工食品が一番心配なので、第三者検査機関をたちあげてほしい。
怒らないでね。
37狂羊で狂牛病蔓延か?7/7:01/10/30 19:20 ID:m5MRTVLE
TBSの報道特集にはなかった スクレイピー報道の2点

帯広畜産大学・松井高峯教授は農水省の脅しに屈服せず学会で
国内初スクレイピー羊を公表したツワモノ。
学会の参加科学者たちはスクレイピーの恐ろしさを知っているので
松井高峯教授の研究発表を見て学会は上を下への大騒ぎになった。

農水省はスクレイピー羊を焼却処分ではなく
普通の肉骨粉処分ができるような「処分しろ」とだけの
甘い通達が個人の農家へはあった。
それで農家のおじさんはスクレイピー羊を肉骨粉にしたとのこと。
農家のおじさんはスクレイピーが何のことなのかを知らない。

私、番組名を忘れたから誰かこの2点が放送された番組名をしえて