経営統合を協議中の電気通信工事最大手、日本コムシスと中堅の三和エレックは10日、東日本システム建設を加えた3社が共同持ち株会社を設立し、経営統合することで合意したと発表した。
NTT関連の設備投資抑制と競争激化が進むなか、3社の得意分野・顧客を相互補完し、ITソリューション事業など総合エンジニアリングサービス企業への脱皮を狙う。
9月30日をめどに共同株式移転で共同持ち株会社を設立、社長には武内宏允日本コムシス社長が就任する予定。
また東京・大阪の各証券取引所に新規上場する予定で、株式移転に伴い日本コムシス、三和エレックは9月24日で上場廃止となる。
3社は新会社の傘下で事業再編や統廃合、異なる事業の事業会社化など再編を進める。
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